クレジットカード現金化の抱える個人情報流出リスクと対策法

クレジットカード現金化で心配なのが個人情報の流出です。判断の仕方によってはグレーゾーンとも言われる行為ですから、現金化業者の中には悪質なところもあります。
不幸にも悪徳業者を利用してしまった場合、どのような個人情報が流出し、どんな危険が身に降り注ぐのでしょうか?
そこで今回は個人情報を悪徳業者が第三者に漏らした場合にどうなるかと対策法について紹介します。

押し貸し詐欺の被害に遭う

クレジットカード現金化業者を利用するとキャッシュバックを受け取る銀行口座番号を求められます。この口座番号が漏れると押し貸しの被害に遭う可能性があります。

「押し貸し」とは、ある日突然、見知らぬ相手からあなたの銀行口座にお金が入金され数日後に法律で定める上限以上の金利を請求される詐欺のことです。契約行為を一切せずに一方的に入金されていますから、請求された金利の利息を支払う義務はありません。
しかし、こういった詐欺行為を行うグループは強引な取り立てをしてきます。無視して解決する問題ではありません。
警察も器物破損など具体的な介入理由がないと助けてくれません。最終的には専門の弁護士に頼ることになるため無駄な出費になるでしょう。

クレジットカードを不正利用される

現金化の際にクレジットカードの画像を要求する業者は多いです。表面だけならまだセキュリティ的に大きな問題にはなりませんが悪徳な現金化業者はクレジットカードの裏面まで撮影して画像を送るよう求めてきます。

裏面にはセキュリティコードと呼ばれる3桁の数字がかかれており、これとクレジットカード番号を知られてしまうと第三者にインターネット通販で自由に買物されてしまいます。1ヶ月後の明細書を見るまでは不正利用に気付けませんから、これは大変リスクが高いです。

幸い、カード番号とセキュリティコードが流出しても本人確認があるおかげで業者を使った不正な現金化の被害には遭いませんがセルフ現金化を防ぐ手立てはないでしょう。

ショッピング枠以上の被害は出ませんが、どこの誰が不正を行っているか分からない不気味な詐欺行為であり危険です。

優良業者を選んで現金化による個人情報流出を防ごう!

現金化で個人情報を流出させないポイントは優良業者を利用することです。そこで絶対に押さえておきたい優良業者を選ぶポイントを紹介しましょう。

・会社概要ページに事業所の住所と代表者名、連絡先電話番号が明記されている
・クレジットカードの画像を求めない(もしくは裏面の画像を求めな)
・5年以上営業している

いずれも重要ですが特に気を付けたいのはクレジットカードの裏面を求めないことです。裏面にはセキュリティコードが記載されているだけで個人特定につながる情報はありません。
にもかかわらず裏面の画像を求める業者は悪質です。実際、10年以上営業している老舗現金化業者で裏面画像を要求するところはまずありません。
会員登録の段階でクレジットカードの裏面を請求されたら、その時点でその業者は見限りましょう。

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高井 歩

1976年9月2日生まれの44歳事務のパートで兼業主婦をしています。仙台で生まれて大阪へ嫁いできましたが、文化の違いや趣味の登山ができずに交友関係で悩みがちです。子供の進路で悩んで奮闘中ですが、離婚してシングルマザーとなるべきか守護霊占い鑑定を時々受けて迷いを断ち切っています。

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